これは「夜の元気のなさ」を解決した話ではありません。
疲れやすくて太れない自分が、「そういえばなんで夜に元気が出ないんだろう」と思い始めて、原因を調べてみた記録です。調べてみると、虚弱体質や痩せ型特有の事情がいくつかあることがわかった。
同じような体型・体質の人に届けば、と思って書きます。
最初はそこまで深刻に考えていなかった。「疲れているから当然だろう」と思っていた。
でも、よく考えると疲れているのはずっと前からで、夜の元気のなさもずっと前からだ。「疲れているから」で説明がついてしまうと、そこで思考が止まる。だからずっとそのままにしていた。
ある日、体重管理の記録を書きながらふと思った。体重も増えない、疲れも取れない、夜も元気が出ない——この三つ、もしかして根っこが同じかもしれない。
「気持ちはあるのに」というのが、自分の中でずっと引っかかっていた。欲求がなくなったわけじゃない。でも実際に動こうとすると、体の方が「無理です」と言ってくる感じ。気持ちと体がバラバラになっているような、妙な感覚だった。
20代のころと比べて、という感覚はある。ただ「年齢のせい」にすると、これも思考が止まる。30代でそれを言うのはまだ早い気がして、ちゃんと調べることにした。
調べてみると、夜の元気のなさには複数の要因が絡み合っていることがわかった。「これ一つが原因」というよりは、いくつかが重なって出やすい症状らしい。
自分の場合、A〜Cは全部当てはまりそうだった。BMI16.8で食事量も少なめ、疲れやすい体質。要因が重なりやすい状態にある、ということだと思う。
要因の中で、自分がいちばん「これかもしれない」と思ったのが亜鉛だった。
テストステロンを合成するのに亜鉛が必要で、亜鉛が不足するとテストステロンが下がりやすい。牡蠣・赤身肉・豆類に多く含まれているが、食べる量が全体的に少ない自分は不足している可能性が高い。
「亜鉛が不足している可能性が高い」という結論に至った。断言はできないが、試す価値はあると思った。
調べていて気づいたのは、「夜の元気のなさ」が痩せ型に出やすい構造的な理由があるということだった。
テストステロンはコレステロールを原料として合成される。極端に痩せていて体脂肪率が低い場合、原料が不足してテストステロンが作られにくくなる可能性がある。BMI16台というのは、この観点からもリスクが高い。
食べる量が少ない状態が続くと、体は「省エネモード」に入る。その一環として、生殖機能に関わるホルモン分泌が抑制されることがある。太れないのは食べる量が少ないからでもあるが、そのこと自体がホルモン環境にも影響している可能性がある。
食べても消化吸収が不十分だと、亜鉛などのミネラルが体に届かない。胃腸が弱いという自覚がある自分にとっては、食事量の問題だけでなく吸収の問題もあるのかもしれないと思った。
要するに、痩せ型・虚弱体質という状態自体が、夜の元気のなさと地続きになっている。「体力がない」「疲れやすい」と同じ根っこに、「夜の元気がない」もあるということだ。
原因が複数あると何から手をつけるか迷うが、自分なりに優先順位をつけた。
食事からの摂取が難しいという結論だったので、サプリで補うことにした。亜鉛単体のサプリと、亜鉛+マグネシウム+ビタミンB6が入ったZMAと呼ばれるタイプがある。自分はまず亜鉛単体から試している。
飲み始めて1ヶ月。正直まだ「劇的に変わった」とは言えない。ただ、なんとなく疲れが取れやすくなった気がしないでもない。この「気がする」の精度がまだ低くて、断言できないでいる。
亜鉛が多い食材(赤身の肉、豆類、納豆)を意識的に食べるようにした。こちらも「食べ方を変えた話」の延長線上にある取り組みで、量を増やしながら質も少し気にするようにしている。
マカもスタミナ系サプリとしてよく見るが、胃腸が弱い自分に合うかどうかわからなかった。一つずつ試して変化を確認したいので、今は亜鉛だけにしている。マカは次のステップで試す予定。
「夜の元気がない」という話は、なんとなく言いにくい雰囲気がある。体力や体重の話よりも、もっと個人的な領域に踏み込む感じがするからだと思う。
ただ自分の場合、それを「言いにくいこと」として棚上げにしてきた結果、何年もそのままにしてしまっていた。調べてみたら、別に特別なことではなくて、栄養と疲労と体質の話だった。
同じように「なんとなく元気が出ない」と感じている痩せ型・虚弱体質の人がいたら、一度原因を整理してみるのは悪くないと思う。
亜鉛サプリを3ヶ月続けた結果は、別記事で正直に書く予定。体重や食欲の変化と同じように、「変わったか変わっていないか」をそのまま記録していく。